乳がん 術後の下着事情
みなさんは術前と術後でブラジャー変えましたか?
わたしは変えました。
乳がんになる前は、ネットや店舗でかわいいと思う手頃なブラジャーを買っていました。胸のボリュームが結構あるのでワイヤー入りです。
入院中は、腋窩リンパ節郭清により手が後に回らなくなるため、フロントホックのブラジャーを用意するように言われました。
近所の「西松屋」で授乳用のノンワイヤー、フロントでボタンをつけ外しするタイプのブラジャーを2枚買って持参しました。
退院後、身につけていてとても気持ちよかったブラジャーがこちらです。
トリンプのスロギー
縫い目や金具、ワイヤーなど、再建した胸を圧迫するものは何もなく、すべすべの生地も気持ちいいです。再建手術を担当してくれた形成外科の先生(女)にも、「これはいいね」と言ってもらえました。
術後3ヶ月くらいはこのブラジャーをずっとつけていたのですが、形成外科の先生から、「再建した胸も順調だし、もう少し支えてくれるブラジャーにした方がいい」と言われました。
自家組織で再建した胸は脂肪が詰まっているので、もともとの乳腺組織よりも重く、ブラジャーでしっかり支えてあげないとつないだ血管などに負担がかかるのです。もちろん胸が垂れる原因にもなります。
しっかりワイヤーで支えてあげたいけど、ワイヤーが再建した胸を局所的に圧迫するのは避けたいので、形成外科の先生に相談したら「オーダーの下着はどう?」と言われました。
そこでワコールのオーダー下着を購入してみました。
自分の胸の形に合ったものを作ってくれるので、変なところにワイヤーが刺さったりしないので安心です。
1枚2万円弱のものを2枚購入し、大切に使っています。
寝るときは、先にご紹介したトリンプのスロギーです。
ショーツまでワコールで買うと高いので、「ブラとショーツおそろい」で身につけることはなくなりました。